Power Automate お問い合わせの際の情報取得手順

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こんにちは、Power Platform サポートチームの網野です。
本記事では Power Automate 関連のお問い合わせの際の、情報取得手順についてご案内致します。

  1. 概要
  2. 情報取得手順詳細
    1. フローのパッケージ
      1. フローのパッケージ (マイフロー)
      2. フローのパッケージ (ソリューションフロー)
      3. フローのパッケージ (Dataverse for Teams)
    2. フロー識別子
    3. 実行履歴 CSV
    4. フロー実行履歴 URL
    5. 実行履歴に表示されるエラーメッセージ
    6. アクションの未加工入力、未加工出力
    7. テナント情報
    8. 環境 ID

概要

Power Automate に関するサポートサービスのお問い合わせの際の、情報取得手順についてご案内致します。

情報取得手順詳細

フローのパッケージ

フローの作成方法により取得手順が異なります。フローを作成した方法から手順を選択し、パッケージファイルを取得してください。

フローのパッケージ (マイ フロー)

エクスポートしたフローのパッケージ (zip) ファイルをご提供ください。

  • マイ フロー > (フローを選択) > … > エクスポート > パッケージ (zip)

フローのパッケージ (ソリューションフロー)

ソリューション内に作成したフローの場合は、エクスポートしたソリューション ファイル (zip) をご提供ください。

  • ソリューション > (ソリューションを選択) > エクスポート

ソリューション全体の提供が難しい場合は、必要なコンポーネントのみが含まれる新しいソリューションを作成し、ご提供ください。
※弊社環境にインポートできるよう、依存関係のあるコンポーネントを含めてご提供をお願い致します

  1. ソリューション > +新しいソリューション > (必須項目の入力) > 作成
  2. (作成したソリューションを選択) > 編集
  3. 既存を追加 > 自動化 > クラウド フロー から対象のフローを追加
      ※依存関係のあるコンポーネントがあれば、一緒に追加してください。

フローのパッケージ (Dataverse for Teams)

Teams の Power Apps アプリで作成したフローの場合は、エクスポートしたソリューションファイル (zip) をご提供ください。

  1. Power Apps アプリ > ビルド > (チーム選択) > すべて表示
  2. (フローを選択) > エクスポート > Export solution
  3. 「すべての依存関係をエクスポートする」を選択し、「zip 形式でエクスポート」

フロー識別子

  1. フロー詳細画面 > エクスポート > フロー識別子を取得する
  2. 「クリックしてコピー」 で取得したテキストをご提供ください。

フロー実行履歴 CSV

  1. フローの詳細画面を開き、「28 日間の実行履歴」から「すべての実行」を選択します。
  2. 「.csv ファイルを取得」を選択し、取得した CSV ファイルをご提供ください。

フロー実行履歴 URL

  1. Power Automate ポータル画面にアクセスし、以下の手順でフロー詳細画面を開きます
    ※Power Apps ポータルや Teams からだと正しく URL が表示されないため、Power Automate ポータルをご利用ください。
    • マイ フローに作成した場合 - マイ フロー (①) > (フロー選択)
    • ソリューションに作成した場合 - ソリューション(②) > (ソリューションを選択) > (フロー選択)
    • Teams の Power Automate アプリから作成した場合 - (default 環境を選択) (③) > マイ フロー(①) > (フロー選択)
    • Teams の Power Apps アプリから作成した場合 - (Teams 環境を選択) (③) > ソリューション(②) > Common Data Services Default Solution > (フロー選択)
  2. 「28 日間の実行履歴」から履歴を選択します。
  3. 開いた画面の URL をご提供ください。

実行履歴に表示されるエラーメッセージ

実行履歴を開き、エラーメッセージがわかるスクリーンショットと、⑥エラーの詳細のテキストコピーの 2 点をご提供ください。
またスクリーンショットには 6 点の情報が表示されていることをご確認ください。

  1. フローの実行時刻
  2. フローのエラーメッセージ
  3. エラーになったアクション名
  4. アクション内のエラーメッセージ
  5. エラーメッセージ
  6. エラーの詳細

アクションの未加工入力、未加工出力

実行履歴から該当アクションを展開し、入力および出力として表示されるテキストをコピーし、ご提供ください。

  • 未加工入力の表示

    未加工入力として表示されるテキストが多い場合は、「クリックしてダウンロードします」と表示されます。

  • 未加工出力の表示

    未加工出力として表示されるテキストが多い場合は、「クリックしてダウンロードします」と表示されます。

テナント情報

  • フロー詳細画面を開き、「Ctrl+Alt+A」を押し、別ウィンドウに表示されるテキストをご提供ください。

環境ID

以下の手順で環境 ID を取得し、ご提供ください。

  • Power Automate ポータル > (任意の環境選択) > マイフロー を開きます。URL の environments/ と /flows の間の文字列が環境 ID です。

補足

本手順は執筆時点でのユーザー インターフェイスを基に紹介しています。バージョンアップによって若干の UI の遷移など異なる場合があります。その場合は画面の指示に従って進めてください。

※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。