こんにちは、Power Platform サポートチームの網野です。
本記事では Power Automate 関連のお問い合わせの際の、情報取得手順についてご案内致します。
概要
Power Automate に関するサポートサービスのお問い合わせの際の、情報取得手順についてご案内致します。
情報取得手順詳細
フローのパッケージ
フローの作成方法により取得手順が異なります。フローを作成した方法から手順を選択し、パッケージファイルを取得してください。
- マイ フローに作成した場合 - フローのパッケージ (マイ フロー)
- ソリューションに作成した場合 - フローのパッケージ (ソリューションフロー)
- Teams の Power Apps アプリから作成した場合 - フローのパッケージ (Dataverse for Teams)
フローのパッケージ (マイ フロー)
エクスポートしたフローのパッケージ (zip) ファイルをご提供ください。
- マイ フロー > (フローを選択) > … > エクスポート > パッケージ (zip)
フローのパッケージ (ソリューションフロー)
ソリューション内に作成したフローの場合は、エクスポートしたソリューション ファイル (zip) をご提供ください。
- ソリューション > (ソリューションを選択) > エクスポート
ソリューション全体の提供が難しい場合は、必要なコンポーネントのみが含まれる新しいソリューションを作成し、ご提供ください。
※弊社環境にインポートできるよう、依存関係のあるコンポーネントを含めてご提供をお願い致します
- ソリューション > +新しいソリューション > (必須項目の入力) > 作成
- (作成したソリューションを選択) > 編集
- 既存を追加 > 自動化 > クラウド フロー から対象のフローを追加
※依存関係のあるコンポーネントがあれば、一緒に追加してください。
フローのパッケージ (Dataverse for Teams)
Teams の Power Apps アプリで作成したフローの場合は、エクスポートしたソリューションファイル (zip) をご提供ください。
- Power Apps アプリ > ビルド > (チーム選択) > すべて表示
- (フローを選択) > エクスポート > Export solution
- 「すべての依存関係をエクスポートする」を選択し、「zip 形式でエクスポート」
フロー識別子
- フロー詳細画面 > エクスポート > フロー識別子を取得する
- 「クリックしてコピー」 で取得したテキストをご提供ください。
フロー実行履歴 CSV
- フローの詳細画面を開き、「28 日間の実行履歴」から「すべての実行」を選択します。
- 「.csv ファイルを取得」を選択し、取得した CSV ファイルをご提供ください。
フロー実行履歴 URL
- Power Automate ポータル画面にアクセスし、以下の手順でフロー詳細画面を開きます
※Power Apps ポータルや Teams からだと正しく URL が表示されないため、Power Automate ポータルをご利用ください。- マイ フローに作成した場合 - マイ フロー (①) > (フロー選択)
- ソリューションに作成した場合 - ソリューション(②) > (ソリューションを選択) > (フロー選択)
- Teams の Power Automate アプリから作成した場合 - (default 環境を選択) (③) > マイ フロー(①) > (フロー選択)
- Teams の Power Apps アプリから作成した場合 - (Teams 環境を選択) (③) > ソリューション(②) > Common Data Services Default Solution > (フロー選択)
- 「28 日間の実行履歴」から履歴を選択します。
- 開いた画面の URL をご提供ください。
実行履歴に表示されるエラーメッセージ
実行履歴を開き、エラーメッセージがわかるスクリーンショットと、⑥エラーの詳細のテキストコピーの 2 点をご提供ください。
またスクリーンショットには 6 点の情報が表示されていることをご確認ください。
- フローの実行時刻
- フローのエラーメッセージ
- エラーになったアクション名
- アクション内のエラーメッセージ
- エラーメッセージ
- エラーの詳細
アクションの未加工入力、未加工出力
実行履歴から該当アクションを展開し、入力および出力として表示されるテキストをコピーし、ご提供ください。
未加工入力の表示
未加工入力として表示されるテキストが多い場合は、「クリックしてダウンロードします」と表示されます。
未加工出力の表示
未加工出力として表示されるテキストが多い場合は、「クリックしてダウンロードします」と表示されます。
テナント情報
- フロー詳細画面を開き、「Ctrl+Alt+A」を押し、別ウィンドウに表示されるテキストをご提供ください。
環境ID
以下の手順で環境 ID を取得し、ご提供ください。
- Power Automate ポータル > (任意の環境選択) > マイフロー を開きます。URL の environments/ と /flows の間の文字列が環境 ID です。
補足
本手順は執筆時点でのユーザー インターフェイスを基に紹介しています。バージョンアップによって若干の UI の遷移など異なる場合があります。その場合は画面の指示に従って進めてください。
※本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。