こんにちは、Power Platform サポートチームの早坂です。
本記事では、管理者が Power Automate クラウド フローの実行履歴を確認・取得する方法についてご案内します。
「特定のクラウド フローが失敗した原因を調べたい」「複数のクラウド フローの実行状況をまとめて監視したい」「実行結果を一覧で取得し、集計してレポートを作りたい」といった場面では、目的によって適したログが異なります。こうした困りごとを解消するために、Power Automate の標準の実行履歴、Application Insights のテレメトリ、Dataverse の FlowRun テーブルという 3 種類のログについて、それぞれの特徴、使い分け、取得方法をご紹介します。目的に合ったログの選び方が分かるよう、次章でまず全体像を整理します。
なお、管理者がクラウド フローの一覧を取得する方法は、弊社ブログ記事「Power Automate のクラウドフロー一覧を管理者が取得する方法」でご紹介しています。
1. 概要
管理者が利用できる主なログは、以下の 3 種類です。用途や確認できる内容、保持期間、取得方法が異なるため、まずは全体像を把握し、目的に合ったログを選んでください。
クラウド フローには、ソリューションに含まれるもの(ソリューション対応クラウド フロー)と含まれないものがあります。それぞれ内部的に管理される場所が異なるため、実行履歴の閲覧可否も異なります。
| ログの種類 | 利用できる人 | 対象となるクラウド フロー | 確認できる内容・主な用途 | 保持期間 | 確認・取得の方法 |
|---|---|---|---|---|---|
| Power Automate の標準の実行履歴 | 所有者・共同所有者など、対象のクラウド フローへのアクセス権を持つユーザー | ソリューション対応クラウド フローと、ソリューションに含まれないクラウド フローの両方 | 実行、トリガー、アクションの状態や入力・出力。個別の問題調査 | 既定 28 日 | Power Automate ポータル、CSV エクスポート、PowerShell (Get-FlowRun) |
| Application Insights のテレメトリ | エクスポートを設定する管理者と、Azure リソースのログを読み取れるユーザー | マネージド環境のクラウド フロー(エクスポートを設定した環境のもの) | 実行、トリガー、アクションのテレメトリ。複数のクラウド フローの監視・分析(入力・出力のすべては含まない) | 出力先 Log Analytics の保持設定に従う | Application Insights のメトリック・ログ (KQL) |
Dataverse の FlowRun |
対象レコードを読み取れるユーザー(オートメーション センターは追加の条件あり) | ソリューション対応クラウド フロー | 実行単位の状態、時刻、実行時間、エラー概要。複数のクラウド フローの監視や結果の集計 | 既定 28 日(変更可能) | オートメーション センター、Excel の OData フィード、Dataverse Web API / PowerShell |
2. Power Automate の標準の実行履歴
2-1. ログの概要
Power Automate ポータルでは、アクセス権のあるクラウド フローの実行履歴を確認できます。ソリューション対応クラウド フローと、ソリューションに含まれないクラウド フローの両方が対象です。
標準の実行履歴は、実行の記録が欠けない仕組み(トランザクション)で保存されます。既定の保持期間は 28 日です。長期保存が必要な場合は、保持期限が切れる前に必要な情報を取得してください。詳細は フローの実行履歴またはトリガー履歴が見つからない場合の説明 を参照してください。
2-2. ログの取得方法
標準の実行履歴は、Power Automate ポータルで確認できるほか、CSV でエクスポートしたり、PowerShell の Get-FlowRun で取得したりできます。個別の問題調査にはポータル、一覧での取得には CSV や PowerShell が適しています。
2-2-1. ポータルで確認する
個別の問題を調査する場合は、はじめに Power Automate ポータルの実行履歴から対象の実行を特定します。
- Power Automate で対象の環境へ切り替えます。
- 対象のクラウド フローを開き、実行履歴から調査する実行を選択します。
- 失敗したトリガーまたはアクションを展開し、エラー、入力、出力を確認します。
実行詳細ページの URL は以下の形式です。
1 | https://make.powerautomate.com/environments/<環境 ID>/flows/<クラウド フロー ID>/runs/<実行 ID> |
ソリューション対応クラウド フローの場合は、以下の形式になります。マイ フロー から開いた場合は、<ソリューション ID> の部分が ~preferred になります。
1 | https://make.powerautomate.com/environments/<環境 ID>/solutions/<ソリューション ID>/flows/<クラウド フロー ID>/runs/<実行 ID> |
URL の <実行 ID> は FlowRun テーブルの name に対応するため、4. Dataverse の FlowRun テーブル で同じ実行を探すときの手がかりになります。
失敗した実行を Power Automate ポータルで開くと、実行の詳細画面の上部にアクション名とエラーの詳細が表示されます。

2-2-2. CSV でエクスポートする
実行履歴を CSV として取得する場合は、次の手順で操作します。
- Power Automate で マイ フロー から対象のクラウド フローを開きます。
- 実行履歴 の すべて表示 を選択します。
- CSV のダウンロード を選択します。
詳細は 実行履歴をエクスポートする を参照してください。CSV には、実行の状態や開始・終了時刻に加えて、トリガーとアクションの入力・出力も含まれます。
2-2-3. PowerShell の Get-FlowRun で取得する
標準の実行履歴は、Microsoft.PowerApps.PowerShell モジュールの Get-FlowRun でも取得できます。管理者向けモジュールではなく、作成者向けモジュールに含まれるコマンドです。
以下は、モジュールをインストールし、サインインして対象のクラウド フローの実行履歴を取得する使用例です。環境 ID とクラウド フロー ID を対象の値に置き換えてください。使用にあたっては サンプルコード免責事項 をご確認ください。
1 | Install-Module -Name Microsoft.PowerApps.PowerShell -Scope CurrentUser |
サインインするユーザーには、所有者や共同所有者など、対象のクラウド フローへのアクセス権が必要です。管理者ロールがあるだけで、すべてのクラウド フローの実行履歴を取得できるわけではありません。
モジュールの利用方法は Power Apps 用の PowerShell サポート を参照してください。
3. Application Insights のテレメトリ
3-1. ログの概要
個別の調査ではなく、アクション単位のテレメトリを長期的に保持して監視・分析したい場合は、Application Insights へのエクスポートをご検討ください。
重要
Power Automate の Application Insights へのエクスポートは、現在パブリック プレビューです。詳細は Application Insights へのデータのエクスポートを設定する を参照してください。
Application Insights では、クラウド フローの実行は requests、トリガーとアクションは dependencies に保存されます。customDimensions の environmentId と resourceId(クラウド フロー ID)に加え、発生時刻やアクション名を使って、ポータルで確認した実行に絞り込みます。ただし、テレメトリは各アクションの入力・出力のすべてを保存するわけではありません。
Application Insights に保存されるのは、エクスポート対象として設定したクラウド フローの実行、トリガー、アクションのデータです。エクスポートできるのは、Dataverse データベースを持つマネージド環境だけです。設定するユーザーには、テナントの Power Platform 管理者または Dynamics 365 管理者ロールに加え、対象環境の環境管理者またはシステム管理者ロールが必要です。また、出力先 Azure リソースに対する権限も必要です。ログを確認するユーザーにも、その Azure リソースのログを読み取る権限が必要です。
保持期間は、出力先 Log Analytics ワークスペースおよびテーブルの実際の設定に従います。AppRequests と AppDependencies の既定の保持期間は 90 日で、テーブルごとに変更できます。設定は Log Analytics ワークスペースでデータ保持を管理する を参照してください。
重要
Application Insights のテレメトリはトランザクション データではないため、すべてのログが欠落なく保存されることは保証されません。
3-2. ログの取得方法
設定から確認までの流れは以下のとおりです。画面付きの詳しい手順は、各リンク先の公開情報を参照してください。
- Application Insights へのデータのエクスポートを設定する に沿って、Power Platform 管理センターで対象環境と出力先を指定し、Power Automate の実行、トリガー、アクションからエクスポートするカテゴリを選択します。
- データの反映を待ち、Application Insights を使用してクラウド フローを監視する に沿って、Application Insights のメトリックやログを確認します。データの配信には最大 24 時間かかる場合があります。
- ログの絞り込みや集計には、同ページに掲載されている KQL の例を、対象環境やクラウド フローに合わせて書き換えて使います。
4. Dataverse の FlowRun テーブル
4-1. ログの概要
FlowRun は Dataverse のエラスティック テーブルで、クラウド フローの実行単位の情報が保存されます。実行結果を一覧で取得・集計する用途に適しています。
4-1-1. 対象となるクラウド フロー
FlowRun テーブルに実行履歴が保存される対象は、ソリューション対応クラウド フロー(定義が Dataverse に保存されているクラウド フロー)です。
対象のクラウド フローの定義が Dataverse に存在するかどうかは、Web API で workflow テーブルを参照して確認できます。
1 | GET https://<組織 URL>/api/data/v9.2/workflows(<クラウド フロー ID>)?$select=name,category |
クラウド フローの情報が返れば FlowRun に実行履歴が記録され、404(定義が見つからない)の場合は記録されません。
4-1-2. 保存される列
保存される列の詳細は、Dataverse でクラウド フロー実行履歴を管理する を参照してください。
4-1-3. 保存されない情報とポータルとの比較
以下のようなアクション単位の情報は FlowRun テーブルに保存されません。
- アクションの表示名
- アクションごとの状態や実行時間
- アクションの入力と出力
失敗した実行では、errorcode に ActionFailed などのコードが、errormessage に次のような JSON が保存されます。
1 | { |
FlowRun と Power Automate ポータルで取得できる情報の違いは以下のとおりです。失敗した同じ実行を、両方で確認した結果です。
| 情報 | FlowRun |
Power Automate ポータル |
|---|---|---|
| 実行の状態 | 確認可 (status) |
確認可 |
| エラー コード | 確認可 (errorcode) |
確認可 |
| 失敗したアクション名 | 確認不可 | 確認可 |
| エラーの詳細 | 概要のみ (errormessage) |
確認可 |
| アクションの入力と出力 | 確認不可 | 確認可 |
| クライアント追跡 ID | 確認可 (clienttrackingid) |
確認可 |
このように、errormessage から取得できるのは実行単位の概要までです。どのアクションが失敗したかを特定する場合は、2-2-1. ポータルで確認する の手順でポータルから確認してください。
4-1-4. 保持期間
FlowRun レコードの既定の保持期間は 28 日です。
Power Platform 管理センターから保持期間を変更する手順は以下のとおりです。
- Power Platform 管理センター にサインインします。
- 管理 > 環境 から対象の環境を選択し、設定 を開きます。
- 製品 > 機能 を選択します。
- Dataverse のクラウド フロー実行履歴 の FlowRun エンティティの Time to Live を設定します。

選択できる値は、有効 - 28 日間保持 (既定)、有効 - 14 日間保持、有効 - 7 日間保持、無効 の 4 つです。

管理センターに用意されていない任意の値が必要な場合は、組織テーブルの FlowRunTimeToLiveInSeconds を直接変更します。値を 0 にすると、新しい実行が記録されなくなります。
Note
保持期間の変更は、変更後に作成される FlowRun レコードにのみ適用されます。既存のレコードの保持期間は変わりません。
4-1-5. 実行履歴が記録されない主な条件
FlowRun に実行が記録されない代表的な条件は以下のとおりです。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| クラウド フロー所有者の権限不足 | クラウド フローのプライマリ所有者が FlowRun テーブルへの読み取り権限を持たない場合、FlowRun に実行が記録されません。FlowEvent に ElasticTableNoRoleForUser が記録されます。 |
| パーティション サイズの上限 | エラスティック テーブルには、現時点でパーティションあたり 20 GB の制限があります。上限に達すると、そのユーザーが所有するクラウド フローの実行だけが記録されなくなります。 |
| 取り込みレートのスロットリング | 1 人のユーザーが実行頻度の高いクラウド フローを多数所有している場合、記録が制限され、一部の実行が記録されないことがあります。 |
保持期間が 0(無効) |
FlowRunTimeToLiveInSeconds が 0 の場合、新しい実行が記録されなくなり、FlowEvent に TtlSettingEqual0 が記録されます。 |
Note
FlowRun はユーザー単位でパーティション分割されるため、上記の上限やスロットリングは組織全体ではなく、クラウド フローの所有者ごとに評価されます。特定のユーザーにクラウド フローの所有権が集中している環境では影響を受けやすくなります。
警告
FlowRun には、すべての実行が記録されるとは限りません。監査や完全な実行記録が必要な用途では、他の方法をご検討ください。
実行履歴に不足がある場合は、FlowEvent テーブルの FlowRunIngestion イベントを確認してください。保持期間の無効化、ストレージ容量、パーティション上限、取り込みレートの超過など、記録されなかった理由が残ります。
重要
ただし、FlowEvent に何も記録されていなくても、すべての実行が FlowRun に記録されているとは限りません。一時的な問題で記録されなかった実行は、FlowEvent にも記録されないためです。
4-2. ログの取得方法
環境内の複数のクラウド フローの実行状況をまとめて監視する場合はオートメーション センター、コードを書かずに一覧を取得・集計する場合は Excel の OData フィード、自動処理に組み込む場合は Dataverse Web API が適しています。いずれも、クラウド フローの実行データとして FlowRun を参照します。
4-2-1. オートメーション センターで確認する
オートメーション センターでは、ダッシュボードから実行ログ、エラー、パフォーマンスなどを確認できます。クラウド フローについては、ソリューション対応クラウド フローが対象です。オートメーション センターは FlowRun のデータを表示するため、本記事では FlowRun の確認方法の一つとして紹介します。
表示には、クラウド フローの所有者であること、または環境全体の関連データへの読み取りアクセス権が必要です。共同所有者であることだけでは十分ではありません。 workflow、flowrun、flowsession などの関連テーブルに対する読み取り権限と、その範囲(自分のレコードだけか、組織全体かなど)を確認してください。
Power Automate で対象環境の オートメーション センター を開き、実行ログやパフォーマンスを確認します。画面付きの操作方法とアクセス条件は オートメーション センターの概要 を参照してください。
4-2-2. Excel の OData フィードから取得する
FlowRun の内容は、Excel の OData フィードから取得することもできます。コードを書かずに一覧を取得できるため、定期的な集計やレポートの作成に適しています。
4-2-2-1. Web API エンドポイントを確認する
- Power Apps で対象の環境へ切り替えます。
- 右上の歯車アイコンから 開発者リソース を選択します。
- Web API エンドポイント に表示されている URL を控えます。

4-2-2-2. Excel から接続する
- Excel で空白のブックを開きます。
- データ タブ > データの取得 > その他のデータ ソースから > OData フィードから を選択します。

- 4-2-2-1. Web API エンドポイントを確認する で控えた Web API エンドポイント の URL を入力し、OK を選択します。

- 組織アカウント を選択し、環境に対する権限を持つユーザーでサインインします。サインイン後、接続 を選択します。

重要
認証方法の既定は 匿名 です。組織アカウント を選択しないと接続できません。
4-2-2-3. flowruns テーブルを読み込む
- ナビゲーターの検索ボックスに
flowrunsと入力し、表示されたテーブルを選択します。 - プレビューの内容を確認し、読み込み を選択します。

Excel のワークシートに FlowRun のレコードが読み込まれます。

Note
接続時にテーブルの情報を読み込むため、完了までに時間がかかる場合があります。
Note
Excel の OData フィードや Dataverse コネクタは、比較的小規模なデータを扱う分析シナリオを想定しています。大量データを継続的に抽出する場合は、Azure Synapse Link の使用が推奨されています。詳細は Dataverse コネクタの制限事項と考慮事項 を参照してください。
4-2-3. Dataverse Web API から取得する
ここでは、Dataverse Web API を使ってデータを読み取る例を紹介します。API の実行には、対象環境の FlowRun テーブルを読み取る権限と、Dataverse Web API 用のアクセストークンが必要です。システム管理者ロールなど、環境内のすべての FlowRun レコードを読み取れる権限があれば、自分が所有していないクラウド フローの実行履歴も取得できます。
Dataverse Web API の $select で指定する論理名と説明は、Flow Run (flowrun) テーブル/エンティティ参照 を参照してください。
Note
duration の単位は、Microsoft Learn の日本語ページ間で記載が異なります。Dataverse でクラウド フロー実行履歴を管理する では「実行期間」が 秒単位、Flow Run (flowrun) テーブル/エンティティ参照 の DurationInMs では「実行時間 (ミリ秒単位)」と記載されており、弊社の検証環境でもミリ秒単位であることを確認しました。
重要
status と triggertype を $filter で指定する場合は、画面の表示名ではなく API が返す値を使ってください。弊社の検証環境では、triggertype に Scheduled(画面の表示は「スケジュール済み」)や Instant(「すぐに」)が、status に Succeeded や Failed が格納されていました。Dataverse でクラウド フロー実行履歴を管理する に記載されている「自動化」「予定されている」「マニュアル」も API の値ではないため、そのまま $filter に指定しても一致しません。
FlowRun テーブルのエンティティ セット名は flowruns です。以下のような GET 要求で実行履歴を取得できます。使用にあたっては サンプルコード免責事項 をご確認ください。
重要
以下のサンプルの <クラウド フロー ID> には、Power Automate の マイ フロー から対象のフローを開き、URL の /flows/ の直後に表示される FlowId を指定してください。ソリューション エクスプローラーから開いた URL に含まれる workflowUniqueId はバージョンごとに変わるため、使用しないでください。詳細は ソリューションに対応したクラウド フローのドラフトとバージョン管理 - 既知の問題 を参照してください。
1 | GET https://<組織 URL>/api/data/v9.2/flowruns |
PowerShell から取得する場合は、はじめに Dataverse Web API 用のアクセストークンを取得します。以下の例では Azure CLI を使用し、対象組織の URL をリソースとして指定しています。
1 | az login |
取得したアクセストークンを使用して、次のように取得できます。
1 | $flowId = '<クラウド フロー ID>' |
オートメーション センターの概要 には、クラウド フローの実行履歴が Dataverse とオートメーション センターで利用できるようになるまでに最大 1 時間かかる場合があると記載されています。実行直後に取得する場合は、時間をおいて取得するか、再試行する処理を入れてください。
ヒント
Web API エンドポイントは、開発者リソース画面では https://<組織名>.api.crm.dynamics.com/api/data/v9.2 の形式で表示されます。弊社の検証環境では、api を含まない組織 URL (https://<組織名>.crm.dynamics.com/api/data/v9.2) でも同じ結果を取得できました。
まとめ
管理者がクラウド フローの実行履歴を確認するときは、目的に応じて次のように使い分けてください。
- 個別の実行を確実に調査する場合は、Power Automate ポータルの実行履歴を使います。アクション名、入力、出力まで確認できます。
- アクション単位のテレメトリを長期的に保持して監視・分析する場合は、Application Insights を使います。ただしマネージド環境が必要です。
- 複数のクラウド フローの実行状況をまとめて監視したり、実行結果を一覧で取得・集計したりする場合は、
FlowRunを使います。ダッシュボードで確認する場合はオートメーション センター、コードを書かずに済ませたい場合は Excel の OData フィード、自動処理に組み込む場合は Dataverse Web API や PowerShell が適しています。
FlowRun には、アクション名やアクションごとの入力と出力は保存されません。また、FlowRun には記録されない実行がある可能性があるため、監査など欠落が許されない用途では Power Automate ポータルの実行履歴と併用してください。
参考情報
- Dataverse でクラウド フロー実行履歴を管理する
- FlowRun テーブル/エンティティ参照
- Web API を使用してデータのクエリを実行する
- エラスティック テーブルを作成して編集する
- FlowEvent テーブル/エンティティ参照
- Dataverse コネクタ (Power Query) の制限事項と考慮事項
- Application Insights を使用してクラウド フローを監視する
- Application Insights へのデータのエクスポートを設定する
- オートメーション センターの概要
- 実行履歴をエクスポートする
- フローの実行履歴またはトリガー履歴が見つからない場合の説明
- Power Apps 用の PowerShell サポート
- Log Analytics ワークスペースでデータ保持を管理する
サンプルコード免責事項
重要
===サンプルコード免責事項===
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