こんにちは、 Power Platform サポートの竹内です。
今回は、 Power Automate で一定期間フローを実行していない場合に有効期限が切れてしまい自動的に無効化される事象を防ぐために、どのように対応すればよいのかをご紹介します。
[前提]
現在、以下のプランで Power Automate をご利用されている方々に対し、 90 日間フローを実行していない場合にはフローの作成者 (所有者) と共同作成者 (共同所有者) へ 30 日後にフローを自動的に無効化する旨のメールが届きます。
その後、30 日以内に適切な対応がされない場合には、フローはシステム上無効化され、フローの作成者 (所有者) と共同作成者 (共同所有者) へメールで通知されます。
[対象のプラン]
無料版と試用版、Power Apps 開発者プラン* 、 Microsoft 365 プラン
詳細については以下の公開文書を併せてご確認ください。
制限と構成 - Power Automate | Microsoft Learn
*Power Apps コミュニティプランは 2021 年 5 月に Power Apps 開発者プランに名称を変更しました。
Power Apps 開発者プランの詳細につきましては以下の公開情報をご参照ください。
Power Apps 開発者プランにサインアップ - Power Apps | Microsoft Learn
[フローの無効化を回避する方法]
以降では、フローが自動的に無効化される事象を回避する方法についてご案内いたします。その方法は大きく分けて、以下の 3 つがございます。
① スタンドアロンの Power Automate ライセンスを購入する。
② フロー作成、あるいは最終実行日から 120 日以内に 1 度以上実行する。
③ フローの最終更新日から 30 日以内に 1 度以上更新する。
以降ではそれらについて詳細にご紹介いたします。
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